安心な水とは

スーパーに行けば無料の「おいしい水」、カートリッジ型の浄水器、宅配型のウォーターサーバなど、多くの人が「おいしい水」や「安心な水」を求めています。

しかし、水道の蛇口をひねれば出る水なのに、なぜ、そこまで「おいしい水」や「安心の水」を求めるのでしょうか。

それは、安心な水を飲むことは「家族の健康につながる」ことだからです。

実は、日本の水道水はミネラルウォーターより厳しい安全基準をクリアしていることをご存じですか？

最近は、工業廃水などの環境規制が厳しくなったことで、採水地の水がきれいになり、浄水場の浄水技術が飛躍的に向上したおかげで、水道の水も安全でおいしい水なのです。

とある新築ビルの水の試飲実験で、ミネラルウォーターと水道水の飲み比べをしたところ、市販のミネラルウォーターよりも水道水の方が「おいしい」と答えた人が多かったのです。

でも、水道水には「残留塩素があるから・・・心配」という声もお聞きます。

確かに、水道水の残留塩素は水の風味を落としてしまう面もあります。しかし、風味を落としてまで水道水に塩素を入れるのは、水の中の細菌を繁殖させないようにするためです。

もし、水道水に塩素を入れなければ、蛇口から出てくるまでに細菌だらけの水になってしまい、大切な家族の健康を崩してしまうかもしれません。

繰り返しになりますが、日本の水道水は「安全」で「おいしい」水です。その安全性は日本の平均寿命の長さが証明をしています。

ただ、水道水は「安全」で「おいしい」水ではありますが、残念ながら「良い水」ではありません。そして、本来、水に求めるべきことは「良い水」なのです。

良い水とは、健康で体にやさしい水、地球環境に配慮した水、経済的負担が少ない水です。

良い水は誰もが簡単につくることができます。その方法はお水を沸かしてお湯にすることです。

水がお湯になると水の表面張力が低下して”やわらかい水”の状態になります。やわらかい水は体に優しく、食品の味をまろやかにし、洗濯物の汚れや食器の油汚れを少ない洗剤できれいに落とします。

その効果は、2012年に流行した「50℃洗い　鮮度再生！旨みUP！　平山一政著」という本でも紹介されています。

しかし、やわらかい水を作るには、水を1回沸かすという欠点があります。私たちが生活で1人が1日に使う水の量は240Lと言われています。4人家族であれば960Lにもなります。960Lの水を沸かすのは、環境的にも経済的にも好ましくありません。

1番の理想は、水道水から出てくる水が、お湯のようなやわらかい状態の良い水であること。

その理想をかたちにするのが、特殊水処理機”新ん泉”です。