サプリメント

みなさんこんにちは

特殊水処理機『新ん泉』 AtoZの櫻井です。

季節の変わり目は、急激な気温の変化に体調を崩してしまいがちです。

そんな時に「体調が悪いからサプリメントを飲んで体調を整えよう」という人が増えてきているようです。

今回はサプリメントについて考えてみましょう。

サプリメントとは

サプリメントとは、アメリカ合衆国での食品の区分の一つであるダイエタリー・サプリメントの訳語で、狭義には、不足しがちなビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養補給を補助することや、ハーブなどの成分による薬効の発揮が目的である食品の区分のひとつです。

サプリメントが現在のように流通したきっかけは実はアメリカにあります。

当時アメリカでは、心臓病などに代表される医療費だけでアメリカの経済がパンクしかねないと言われる程、医療費が増大していました。

そんな財政的危機を何とか打開しようということで、医療改革が進められていました。

この問題を解決すべく新たに設置された国民栄養問題アメリカ上院特別委員会は、その解決策は「食生活」にあるとして、食事改善の指針を打ち出したのです。

それ以降、栄養素についての研究が進み、食品と医薬品の中間的な存在である、サプリメント=栄養補助食品が主流となったのです。

日本の法律(薬事法及び食品衛生法)では、口に入る物は「食品」か「薬」のどちらかであり、「サプリメント」というカテゴリーは存在していません。

そのため、1996年に日本では、アメリカの外圧によりサプリメントが販売できるように規制緩和がなされるまで一般には広まっていませんでした。

サプリメントは日本において法的には「食品」の区分に入れられているのですが、その位置づけをどうするのかというのは専門家の間でも意見が別れる部分となっています。

栄養摂取には

薬や栄養などの成分にはよく「○○mg」という書き方がなされています。

しかしながら、実際に身体に吸収される量は摂取の方法によって大きく変わってきます。

【タブレット(錠剤):10%】【カプセル:20%】【ソフトジェル:30%】というように、形状の違いだけであっても吸収率に大きな違いがでます。

これを見ると、「形状による吸収率の違いを考慮して効率よく栄養を取り入れたい」と思うかもしれませんが、サプリメントとは「特定の効果」を期待して取り入れるものではありません。

あくまでも、毎日の食事では不足しがちなビタミンやミネラル、体が必要とする特定の栄養成分を補うための栄養補助食品です。

また、たくさん取れば良いというものでもありません。

むしろ、過剰な摂取をした場合には体調を悪化させる危険性も含んでいます。

2013年12月にアメリカの研究者らによってビタミンやミネラルなどのサプリメントを飲ませた人と、何の効果も期待できない偽薬をサプリメントと偽って飲ませた人(いわゆるプラシーボ効果)を比較する実験が行われました。

その結果、健康維持効果には違いがないばかりか、むしろ健康に害がある可能性が高いと結論が出ました。

また、喫煙者がβ‐カロチンのサプリメントを摂取する場合、肺がんのリスクを高める可能性や、ビタミンEや高容量のビタミンAの摂取が死亡率を高める可能性などが指摘されています。

そのため、研究者の間では安易な摂取は避けるべきと考えているようです。

サプリメントは体調が悪い時の服用や、医薬品との併用などの自己判断は控えるべきでしょう。

サプリメント依存症?

こんな記事が話題を呼びました。朝、次々とサプリメントを飲んで出勤するMさん。

その量は1日300錠以上・・・「食事は抜いてもサプリメントは抜かない」昨今そんな人が増えてきているというのです。

このMさんの場合、月に10万円以上の費用をかけ、サプリメントを摂る一方で、食への関心は薄く、1日3食全てがカップ麺ならよい方で、ポテトチップスだけの日もあるが、サプリメントだけは「飲まないと不安」なのだそうです。

しかし、このMさんほど極端でないにしろ「サプリメント依存症」の人が増えています。

ある調査によると、2012年の単身世帯のサプリメントなど健康食品の支出額は、なんと1万3018円・・・これは主食である「米」の1万367円を上回る数字なのです。

つまり現在、「食の主従関係」は逆転されてしまったといえるでしょう。

健康食品市場は1兆9000億円以上と言われていますが、意外なことに国が効果を認めた特定保健用食品(トクホ)の売上は07年をピークに2割以上減っています。

主因は広告の表現にあると考えられています。

トクホの場合「脂肪を燃焼しやすくする」といった曖昧な表現でしか効果を伝えられません。

しかし、効果を認められていないサプリメントは「1カ月で5キログラム痩せた」といった個人の体験談を好き勝手にアピールし、消費者の購買意欲を刺激して売り上げを伸ばしています。

耳触りがよく、自分に都合の良い情報だけを選択していると、本末転倒を招くのかもしれません。

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