洪水災害

近年、地球温暖化も原因の一つと言われていますが、異常気象や線状降水帯が頻繁に起こる事で、

日本中で洪水、浸水の危険が頻発しています。

6月は梅雨の季節です。

また梅雨明けまじかには大雨に見舞われることも有ります。

今回は洪水災害を取り上げて見ます。

洪水災害

洪水とは、通常の境界・範囲を超え、大量の水があふれることを言います。

台風や豪雨、雪解け水によって河川の水かさが急激に増すことです。

大雨や融雪などを原因として、河川の流量が異常に増加することによって堤防の浸食や決壊、橋の流出等が起こる災害を洪水災害といいます。

一般的には、堤防の決壊や河川の水が堤防を越えたりすることにより起こる氾濫を洪水と呼んでいます。

氾濫には外水氾濫と内水氾濫の二種類があります。

河川や海岸の堤防を境界線にして河川や海がある側の水を外水、市街地や住宅など人々の生活空間がある側の水を内水と呼びます。

外水氾濫は、豪雨等により河川の水かさが増え、河川の水が堤防を乗り越えたり、堤防に大きい圧力がかかり破堤することで発生する氾濫です。

川が氾濫すると流れ込んでくる水は泥水なので氾濫後、土砂や汚泥が堆積して復旧に時間がかります。

一方、内水氾濫は市街地に豪雨が降った時に、その土地の雨水の排水処理が追い付かなくなり、土地や道路、建物が水に浸かってしまう水害です。

そのため、降雨がその土地の排水能力を超えた時にマンホールなどから水が逆流してしまい浸水します。

特に都市部では地表面がコンクリートやアスファルトで覆われているため、雨水が地面へ浸透しにくい特徴があります。

更に大都会では地下利用など「土地利用の高度化」による被害増大、ヒートアイランド現象などによる集中豪雨の発生とその激化・頻度増加などと合わさることが水害の要因となることから大別して都市型水害と呼ばれます。

降水量

降水量は全国約1300箇所、17km間隔で計測されています。]

日本での降水量記録は現在、

2021年11月2日北海道渡島地方の10分で55㎜

1999年10月27日千葉県香取市の1時間で153㎜

2019年10月12日神奈川県箱根の24時間で922.5㎜となっています。

近年“異常気象”が多く報道されますが、例えば「1時間で50ミリの雨」とはどれほどの雨かはイメージしにくいと思います。

車の運転で説明すると、まず20㎜以上の雨というのは車のワイパーを最速にしても見づらい状況です。

さらに30㎜以上になると水膜現象(ハイドロプレーニング現象)により高速走行時のブレーキが利かなくなります。

50㎜以上からは車の運転をするには非常に危険なので、ただちに走行を中止すべき状況です。

気象警報・注意報

台風が来た時などに発表される大雨・洪水警報は気象警報・注意報の一種です。

注意報→警戒→特別警報の順に危険度は上がります。

特別警報は2011年の東日本大震災や近年の大災害をうけて、2013年から新たに設けられました。

特別警報は数十年に一度の大気現象が起こる恐れのある時に発表されます。

警報・注意報には大雨・洪水の他にも、暴風、波浪といったような種類ごとの括りがあります。

しかし同じ「特別警報」であっても大雨・洪水と波浪などでは危険度が違います。

さらに避難指示・避難勧告など大雨の際には多くの防災情報が発表されます。

こういった情報が複雑でわかりにくく防災意識の浸透に直結していなかったので、国は2019年から防災情報を5段階の「警戒レベル」に分けました。

警戒レベル1、2は気象庁から発表されますが、警戒レベル3、4、5は各市町村から発表されることになっています。

国は便宜上の問題で警戒レベル5を設けていますが、実際に被災地で「避難誘導として機能するのは警戒レベル4まで」ということを理解することがとても大切です。

避難はあくまでも各自の判断によって行われるのが大原則となっています。

自然災害を相手に備えすぎということはないことを一人ひとりが理解を深めることが防災につながるのです。

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