うがいの効果

みなさんこんにちは

特殊水処理機『新ん泉』 AtoZの桜井です。

大寒を迎え1年で一番寒い時期がやってきました。

これからの健康管理がより一層大切になりますね。

今年はコロナとインフルエンザが同時に流行すると騒がれています。

今までに経験したことのないような危機感があります。

対策はちゃんとやっていますか?

今回は風邪予防の対策として代表的な「うがい」について考えてみましょう。

うがいは文化?

日本では子供の頃、外から帰ったら、うがい・手洗いをしっかりやるようにと言われます。

しかし、実はこの「うがい」の習慣があるのは世界でも日本だけだというのはご存知でしょうか。

海外でも口の中をすすぐことはありますが、のどに水を入れて「ガラガラ、ぺっ」とやるのは日本独自の風習なのです。

日本以外の国では「うがい」という行為を「はしたない行為である」と認識しているため、そういった風習がある国は他にありません。

 

しかし、世界に「うがい」が広まらない理由は「はしたない」だけでは無いようです。

 

科学的な視点で言うと「うがい」で口内の細菌類をすべて取り除くことは不可能であること、細菌類が取り除けたとしても口の中はすぐに細菌で溢れかえってしまうこと、口内の状態維持のためには20分間に一度の「うがい」が必要であるなどの意見から、無駄な行為であるという認識が強かったのが理由のひとつであったと考えられます。

ですが、外からもらったウイルスを取り除けるのであれば、ある程度の効果を期待できるのではないかという意見もあったようです。

また、「うがい」には欠かせない水の問題もあったのかもしれません。

現にアメリカでは水道水を使ったいわゆる鼻うがいを行った際に水道水に含まれていたアメーバが原因で死亡事故が発生したこともあり、水道水のクオリティの違いというのも若干ながら「うがい」の浸透に影響及ぼしたのではないで

 

しょうか。

 

喉の働き

のどは、食べ物や水分を飲み込むときの通り道であると同時に、呼吸する際の空気の通り道でもあります。

つまり、のどは空気に含まれている細菌やウイルスにつねにさらされている状態であり、病原体に感染しやすい部位といえます。

のどのトラブルは自然治癒することが多いため、安易に考えられがちですが、重大な病気の兆候という可能性もあるため注意が必要です。

のどは、医学用語で「咽喉(いんこう)」といい、鼻の奥から食道の入り口までを「咽頭(いんとう)」、気管の入り口の部分を「喉頭(こうとう)」と区別しています。

空気は「気管」へ、食べ物や水分は「食道」へと送られます。

口や鼻は外界に接しているため、細菌やウイルスなど外敵となる異物の侵入口になります。

それらをブロックして体内への侵入を防ぐのが、のどの重要な働きです。

のど(咽喉)の粘膜には「線毛」という毛のような組織があり、活発に運動しています。

鼻や口から侵入したウイルスや細菌などが粘液部分に付着すると、線毛運動によって体外に排出することで、体内への侵入を防いでいます。

この線毛運動の働きが弱くなると、ウイルスや細菌が侵入しやすくなってしまいます。

うがいの効果

京都大学は2002年から2003年の冬季に北海道から九州まで全国18地域で、「うがい」の風邪予防効果を『世界初の』無作為割付の研究で検証を行いました。

その内容は、くじ引きで【水うがい群】【ヨード液うがい群】【特にうがいをしない群】の3群に割り付け、2ヶ月間にわたって割り付けられた「うがい」行動をとってもらって風邪の発症を追跡するという単純なものです。

結果、発症率は【うがいをしない群】の1ヶ月あたり100人中26.4人に対して【水うがい群】は17.0人、【ヨード液うがい群】は23.6人でした。

この結果から水うがいをした場合の発症確率はうがいをしない場合に比べて40%低下することが判明しました。

一方、ヨード液うがいでは12%の低下にとどまり、統計学的にも意味のある抑制効果は認められませんでした。

この意外な結果は当時話題を呼びましたが、なぜこのような結果になったのかというと、水道水の乱流によってウイルスそのものか、埃の中にあってウイルスにかかりやすくするプロテアーゼという物質が洗い流されること、含まれる塩素が何らかの効果を発揮したことなどが考えられています。

またヨード液でそれほど効果が出なかったことについては、ヨード液がのどに常在する有益な細菌叢(さいきんそう)も壊して風邪ウイルスの侵入を許したり、のどの正常細胞を傷害したりする可能性が考えられます。

風邪は誰でもかかる健康障害であり、風邪の治療に数千億円の費用がかかっていることをも考えると、水による「うがい」という単純な保健行動の影響は大きいものになるでしょう。

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