乾燥肌

みなさんこんにちは

特殊水処理機『新ん泉』 AtoZの桜井です。

気温が下がり、空気が乾燥する冬の季節、人々を悩ますのが乾燥肌です。

乾燥肌は、肌(皮膚)から水分が蒸発し、表面がカサカサになる症状を言います。

かゆみが発生したり、ひどい場合には皮膚病にもなったり大変です。

今回は乾燥肌と水分について考えてみましょう。

水分喪失が原因

一般に、肌(皮膚)と呼ばれている部分は、表皮と真皮の二つに分かれた構造になっています。

その厚みは0.4~1.5ミリ程度です。

表皮は皮脂膜の下に角質層と呼ばれる細胞核を失った細胞がブロック状に何層も重なった構造になっています。

細胞の核が無いわけですから、死んだ細胞なのですが、身体の一番外側で皮膚を守る役割を果たしています。

表皮の一番下の基底層には、メラノサイト(色素細胞)が点在していて、紫外線を浴びると活発化して、メラニン色素を作り出します。

表皮全体は約1ヶ月で、皮膚の再生(ターンオーバー)が行われています。

乾燥肌は、この肌(皮膚)の角質細胞、細胞間脂質と皮脂の量が通常よりも少なくなる状態のことで、その結果皮膚から水分が蒸発し、表面がカサカサになる症状です。

この状態からさらに皮膚からの水分が蒸発することで刺激が直接真皮に伝わり、刺激に対するかゆみの闘値(刺激を感知する最小の値)が低くなって、かゆみを頻繁に感じるようになります。

乾燥肌になる原因は、

①アトピー性皮膚炎と同じように先天的(遺伝)なもの。

②加齢によって角質細胞間脂質などの保湿成分を維持できる機能が低下する。

③石鹸などの過度使用による肌のブロック機能の破壊。

などが原因となって水分喪失しているものであり、ストレスなどを含めて生活環境の改善によって解決できるものも多くあります。

ヒアルロン酸

肌を乾燥から守る物質としてヒアルロン酸が多く利用されています。

ヒアルロン酸は、1934年に米国コロンビア大学教授のカールマイヤー博士らによって、牛の目の硝子体から初めて分離されました。

そのため、ギリシャ語のヒアロイド(硝子体)とこの物質がウロン酸を多く含むことから命名されました。

ヒアルロン酸は直鎖状の糖類で、体の中では通常分子量数百万の高分子として存在し、動物の種による構造の違いはありません。

無色透明で、最大の特色はヒアルロン酸1gで水を2~6リットル保持できるその水和能力で、ジェルのようにどろっとしています。

ヒアルロン酸は、私たちの体内のいたるところに存在し、へその緒(臍帯)、関節液、目の硝子体、皮膚などで濃度が高く、皮膚の下層の真皮に多く含まれていて、肌の乾燥を防ぐ役割を担っています。

医療でも白内障治療や骨関節炎の治療に利用されていて、人体の水分維持に大いに貢献しているヒアルロン酸ですが、失われたヒアルロン酸を補うため健康食品やサプリメントとして経口により摂取したり、皮膚に直接塗ってもほとんど効果は得られないという事です。

ヒアルロン酸は直鎖状の糖類なので消化液の酵素として分泌されるアミラーゼ(ジアスターゼ)によって分解されるため、服用しても消化の過程で分解され、軟骨や組織に補充されるという考えは生化学者の大半が否定しています。

ある学者は例えるなら「頭髪を食べれば毛が生え、脱毛症は治る」といった間違った考え方で、ヒアルロン酸を直接口から摂取しても意味はなく、また経口の場合無害の確認もできていないので注意するようにといっています。

乾燥肌対策

乾燥肌は肌の水分喪失によって生じていますから、水分補給は不可欠です。

乾燥肌のケアとして真っ先に思い浮かぶのは、居住空間の加湿対策と化粧品などによる肌の保湿ですが、それだけでは十分ではありません。

乾燥肌には体の内側と外側、両面からの水分補給が必要になります。

内側からの水分補給の第一は、直接水を飲む事です。

体内の水分の不足により、血液の酸素運搬機能は低下し、肌にも酸素や栄養が十分行き渡らないので肌が荒れた状態になります。

体内にいつも十分な水分が存在していることが必要です。

健康な人であれば1日2リットル程度の水を飲むのが最適とされます。

水の代わりにお茶やコーヒー、ビールなどを飲んだ場合には、これらの利尿作用によって十分な水分補給にならない可能性があります。

お水を飲むときはコップ1杯(約200ml)を何度かに分けて摂取するのが理想的です。

一度に大量の水を飲むのは胃に負担をかけ、胃液を薄めてしまい消化不良にもつながります。

このような内側のケアが効を奏すると、外側からのケアも効果をアップします。

1)部屋の湿度を適度に保つ。

2)暖房の使いすぎに注意する。

3)下着や衣類は綿製品を使用する。 (綿製品は繊維に水分を維持するので乾燥肌には効果的)

4)洗顔、入浴などで過度な皮膚のこすりつけに注意をする。

5)熱い温度での入浴や長湯は避けましょう。

6)入浴後は保湿成分のあるクリームなどを利用する。

などです。

もちろん体内の水分や角質細胞、細胞間脂質を維持するために規則的な生活習慣や、バランスのとれた適量の食事、適度の運動によって新陳代謝を促進することが基本であることは言うまでもありません。

乾燥肌はこうしたケアによってほとんど防ぐことが出来るようです。

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